まっくらやみのエンターテインメント、ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきました。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、視覚障害者の方のサポートのもと、中を探検して、さまざまなシーンの体験をしていくアトラクションです。
見えなくても、ここまでできるという感覚が面白い!
私が参加したのは、6人チーム。このメンバーで暗闇の中を進みます。
- 池を探して、触ってみる
- 丸太の橋を手分けして探して、みんなで渡る
- ブランコに乗る
- 吊り橋を渡る
- 植木鉢に土を持って種を植える
- キャッチボールをする
- バーに入ってドリンクを注文
- 注文した食べ物や飲み物をシェア
まだもうちょっとあった気がするのですが、こんな感じでした!アテンドさんが、次は「〜がをやりまーす。」というと、メンバー全員「えっ?」という感じで動揺が走るのが面白いですw
暗闇のエキスパートはすごい
アテンドさん(視覚障害者の方)が、案内していくれるのですが、この方の暗闇の中での万能感が半端ないです。声だけで誰が誰かを判別できるのはもちろん、メンバー全員の位置関係を把握できてたりします。特にすごいのは、暗闇の中でバーテンダーの仕事が完璧にできること。完全な暗闇の中で、コーヒーを入れたり、ワインを注いだり、食べ物を用意してくれました。。一体、どうやっているんだ・・。
暗闇とは想像力が支配する世界
暗闇の中の冒険は、聴覚、触覚、感覚だけが頼りです。視覚がないことで、この3つだけで世界を構築するようになると、世界がすごい広がった感覚を持ちます。ダイアログ・イン・ザ・ダークの施設は、それほど大きくはないと思うのですが、完全な暗闇の中では、どこまでも続くような世界が広がっている感じがして、めちゃ面白いです。
村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の「やみくろ」の世界を彷彿させるので、知っている人はなおのことおすすめです。
さいごに
個人的には、暗闇の中、目を開けて進むと酔ってしまうのが不思議でした。目を閉じて歩くと大丈夫なんですよね・・・?なんでだろ?